2017年10月_映画:『オカルト』 | CineBunch
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  • 2017年10月

    心霊ドキュメンタリーが醸し出す不快さは、
    真実が常に不快に満ちていることと関係がある。

      だが『オカルト』は、過去と未来がノロイで結ばれているという非常事態を描きながらも、
    ついに不快を快楽へ転じてみせる。

    嫌悪すべき怪作が、またひとつ生まれた。
     
    小池壮彦(怪談史研究家)

     

     今日の一人一人が分断され孤立していっている状況ではオカルトは、
    たやすく個々人が勝手に編む、自分用の物語になり得てしまう。

    ウソをつくのが下手な正直者が
    平然と自分を括弧にくくってウソをつく、
    そんな倒錯が当たり前になってゆく薄気味悪さを、
     この映画は描いている。
     
     
    高橋洋(映画監督/脚本家)

     

     若い頃、まともな男の子なら一度は夢見る、
     
    「あそこを○○したい」を、この映画はやってくれます。
     
     
    花くまゆうさく(マンガ家)

     

    「ああ、映画でこんな恐ろしいことをやっていいんだ!」
     
      と心底感心しました。 
     
    佐藤佐吉(映画監督/脚本家)

     

     夜中に観た。ひとりで。そして後悔した。観なければよかった。
    ホラーは苦手なのだ。
     
    トイレに行けない。ただしこの作品はただのホラーではない。
    とても多様な要素がある。 光の当て方でいろいろ変わる。
    だから夜中に一人で観なければよかった。
     もういちど昼間に誰かと観よう。
     
     
    森達也(ドキュメンタリー監督/作家)

     

     『オカルト』で衝撃的だったのは、
    発想したドラマが現実と似てなくとも一向に気にしない、
    むしろ似てないことで或る表現を掴みとっているその腕力でした。
     
    森崎東(映画監督)

     

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