心霊ドキュメンタリーが醸し出す不快さは、真実が常に不快に満ちていることと関係がある。 だが『オカルト』は、過去と未来がノロイで結ばれているという非常事態を描きながらも、ついに不快を快楽へ転じてみせる。嫌悪すべき怪作が、またひとつ生まれた。 小池壮彦(怪談史研究家)
映画『オカルト』白石晃士監督作